
タレントの若槻千夏(40)が11日深夜、日本テレビの番組「上田と女がDEEPに吠える夜」に出演し、若かりし頃のグラビア時代のエピソードを明かした。彼女の発言は、現在の芸能界における働き方改革に関連する重要なテーマとなる中で行われた。
この日の放送では、MCの「くりぃむしちゅー」上田晋也を筆頭に、女優の夏菜、タレントのMEGUMI、山崎怜奈、ヒコロヒーといった多彩なゲストが集まり、芸能界の多様な働き方について意見を交わした。特に、ドラマや映画の制作現場でのインティマシーコーディネーターに関する議論が盛り上がる中、上田が「グラビアの世界にはそういう人は必要ないのか」と問いかけた。これに対し、若槻は「私はグラビア時代に少々不良だったので、着たくない衣装があれば帰ってしまったことがある」と語り、スタジオは驚きに包まれた。
彼女は、20年前の出来事について回想し、「衣装詐欺のようなことがあった」と振り返った。日本でのフィッティング時にはマネージャーが全員見守る中、衣装のサイズについて細かい指示を出すが、海外で実際に着用する際には全く異なる水着が用意されることがあったという。若槻は、「これは聞いていたのと違う」と感じ、自費で帰宅したこともあると告白した。
「やむを得ず、そこで一肌脱ぐ子もいるかもしれないですが、私はそれが本当に嫌でした」と、若槻は当時の心境を吐露した。彼女の発言は、現在の芸能界における職場環境の改善の必要性を再認識させるものであり、視聴者からも共感の声が寄せられた。
近年、芸能界でも働き方改革が進む中、若槻の経験談は新たな視点を提供するものであり、今後の業界における変革に向けた議論を促すきっかけとなるだろう。