料理研究家のリュウジ氏が、12日までに自身のX(旧Twitter)アカウントで心温まるエピソードをシェアした。彼は、自身のレシピを模倣しながら「自分の料理」と主張する父親からのメッセージに応じた。
この父親は4人の子どもを持ち、以前は料理をすることがなかったが、リュウジ氏のYouTubeチャンネルをきっかけに料理に目覚めたという。メッセージでは、「リュウジさんのレシピを参考にしているのに、まるで自分が考えたかのように子どもたちに伝えています」と告白し、「申し訳ありませんが、リュウジさんのおかげで料理が好きになりました」と感謝の意を示した。
この投稿を受けて、リュウジ氏は「むしろ私の方こそ感謝しています。あなたが料理をしてくださらなければ、そのレシピは一生ご家族に届かなかったでしょう」と感激のコメントを返した。さらに、「あなたが家族のために作った料理は、間違いなくあなたの料理です。自信を持って『パパの料理』と言ってください!」と称賛の意を表した。
リュウジ氏は別の投稿でも、料理研究者の立場から「レシピを書くことはできても、材料の調達や費用、食器の準備、調理にかかる時間などは自分では用意できません。むしろ、料理の本質はそこにあり、全てを担ってくださったあなたの料理です」と説明し、最後に「皆さん、自信を持って『私の料理です!』と言ってください」と呼びかけた。
この心温まるやり取りに対し、フォロワーからは「優しすぎて涙が出る…」「素晴らしい!私もリュウジさんに救われました」「料理のおじさん、かっこいい!」「苦しい物価高の中で自炊の励みになります!」といった称賛の声が多く寄せられている。リュウジ氏の温かい対応が、多くの家庭に料理への情熱を再燃させているようだ。