俳優の横田龍儀(30)が12日、自身のブログを更新し、東日本大震災から14年が経過したことに対する思いをつづった。福島県出身の横田は、震災当時の記憶を振り返りながら、現在の心境を率直に表現した。
「東日本大震災から14年が経ちました。あの日、こたつの中で『あぁ死ぬんだなぁ』と思った瞬間から、今日までの道のりを思い返します」と、震災の記憶が彼の人生に与えた影響について語った。
横田は続けて、「もしあの日、少しでも違う選択をしていたら、今の自分は存在していなかったかもしれないと考えると、不思議な気持ちになります。だからこそ、1日1日を大切にしなければ」と、日々の大切さを強調した。
さらに彼は、「もしも今日が最後の日だとしたら、少しでも誰かに優しく、誰かの心に響くような人生を歩みたいと思うようになりました」と述べ、「これからも、誰かを幸せにするために努力し続けたい」と意欲を表明した。
ブログの最後には、「まとまりのない文章になってしまいましたが、14年が経ち30歳になった今の自分の気持ちです。これを読んでいる皆さんも、自分の心に正直に、悔いのない人生を歩んでください。小さな幸せが大きなものに変わる瞬間を大切にしていきましょう」とファンに向けてメッセージを送った。
横田龍儀は福島県川内村出身であり、2019年には「川内村ふるさと大使」に就任。震災の影響を受けた地域の復興に向けた活動にも力を入れている。