
女優の夏菜(35)が、11日深夜に放送された日本テレビの「上田と女がDEEPに吠える夜」に出演し、インティマシーコーディネーターの重要性について語りました。今回のテーマは「芸能界の働き方改革」で、MCのくりぃむしちゅーの上田晋也をはじめ、MEGUMI、若槻千夏、山崎怜奈、ヒコロヒーといったタレントたちと活発な議論を展開しました。
上田が「ドラマや映画の現場で変わったことはありますか?」と質問したのに対し、夏菜は「最近、インティマシーコーディネーターが導入されるようになったのは素晴らしいことだと思います」と答えました。インティマシーコーディネーターは、映画やテレビ、舞台での性的な描写や親密なシーンを安全かつ倫理的に撮影するために、俳優や制作チームをサポートする専門家です。夏菜は「性的な撮影の際に監督と俳優の間に入ってくれる役割を持っています。これにより、俳優たちは本心を言いやすくなります」とその利点を説明しました。
夏菜は自身の経験を振り返り、「14年前に『GANTZ』で裸で撮影していたときは、インティマシーコーディネーターはいませんでした。その時は、私は比較的気にせず演技できるタイプでしたが、繊細な俳優や女優にとっては、こうした専門家がいることで安心して表現できる環境が整うと思います」と語りました。
この意見に賛同したMEGUMIも、「特に監督が男性の場合、言いづらいことが多いです。インティマシーコーディネーターがいることで、具体的に説明してもらえ、全員が安心して演技に取り組める環境が整います。守られていると感じることで現場がスムーズに進み、本当に良いと思います」と述べました。
最近の調査によると、インティマシーコーディネーターの導入は、俳優のメンタルヘルス向上にも寄与していることが示されています。専門家は、「このような役割があることで、現場の緊張感が和らぎ、よりクリエイティブな表現が可能になる」と指摘しています。夏菜やMEGUMIの発言は、今後の芸能界における働き方の改善に一石を投じることでしょう。