元乃木坂46のタレント、山崎怜奈さんが11日に放送された日本テレビの「上田と女がDEEPに吠える夜」に出演し、テレビ業界における自身の体験を通じて最近の変化について語りました。
この日のテーマは「芸能界の働き方改革」となっており、山崎さんは2022年に乃木坂を卒業した後、個人事務所を立ち上げたことに触れ、「独立してからは、個人として仕事をいただけるようになったことが、業界の大きな変化を示しているのかもしれません」とコメントしました。
彼女は、以前は大手事務所に所属するタレントが優先的に仕事を得る傾向があったが、最近ではその構造が変わりつつあると感じているとも語りました。「バーターで出演することが多かった時代とは異なり、今は多様な形での仕事が受けられるようになったと思います」と述べています。
また、山崎さんは学業と芸能活動を両立していた7年間についても言及し、「その当時は、周りに同じように両立している人が少なかったため、孤独を感じていました。自分の思いをスマホで自撮りしながら、当時の仕事や大学での課題を愚痴る動画を作成していました」と明かしました。「その動画は今でも残っていて、返事はもらえなくても、誰かに聞いてもらえることが心の支えになっていました」と続けました。
山崎さんの体験は、特に若い世代の芸能人やタレントにとって、仕事とプライベートをどう両立させるかという重要なテーマを再考させるものとなっています。今後の芸能界における働き方改革が、どのように進展していくのか、多くの人々が注目しています。