ミュージカル『マイ・バケットリスト』Season9:グァンス、百成瑛、ウォンシク、ミヌ、柏原収史が語る情熱と期待

admin2025-03-12  8

2025年3月20日(木)から23日(日)まで、東京の浅草花劇場で韓国のヒューマンバディミュージカル『マイ・バケットリスト』Season9が上演されることが決定し、公式インタビューが発表された。

この作品は、韓国と日本の両国で何度も上演され、多くのファンに支持されている。物語は不良少年カングと、余命宣告を受けた少年ヘギの出会いを描き、ヘギの「死ぬまでにやりたい100のこと」のバケットリストを二人が共に叶えていく感動的なストーリーだ。主要キャストはカングとヘギの二人だけというシンプルな構成で、深い感情が強く表現される。

Season9では、カングとヘギがそれぞれWキャストで演じられ、計4通りの異なる組み合わせで観客に楽しませることができる。

カング役には、ダンスボーカルグループ超新星のメンバーであり、俳優としても活躍するグァンスがキャスティングされた。彼は前回のSeason8ではヘギを演じ、多くの経験を積んできた。また、イギリス出身の百成瑛(どうみきあきら)もカングを演じる役者として登場し、舞台『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』や『弱虫ペダル』などでの活躍が評価されている。

ヘギ役には、ダンスボーカルグループApeaceのメンバーであり、現在はボーイズユニットTMCのリーダーとしても活動するウォンシク、そしてBOYFRIENDのメンバーで、今回で3度目となるミヌが選ばれた。ミヌは過去にこの役を演じたことで、さらに深い理解を持って臨むことが期待されている。

演出を手がけるのは、柏原収史。彼は俳優としても多くの舞台や映画に出演しており、演者の気持ちを理解した演出が期待されている。

ビジュアル撮影が行われた2月下旬には、キャストと柏原の5人による座談会が開催され、カング役のグァンスと百成、演出の柏原は既に稽古で顔を合わせていたが、ヘギ役のウォンシクとミヌはこの日が初めての合流となった。

インタビューでは、グァンスが「カング役を演じるのが難しい」と発言し、他のキャストもそのプレッシャーを共有した。特に、ウォンシクは「今までの公演の動画を観て不安になった」と語り、ダイエットの必要性を感じていることを明かした。

柏原は「二人芝居なので、役者同士の空気感で自然と世界が作られていく」と述べ、稽古を通じて役者たちが互いに支え合い、成長することを期待している。

『マイ・バケットリスト』は、未成年の複雑な感情を描いた作品であり、観客に強いメッセージを届けることが期待されている。柏原は、カングとヘギの対比を通じて、未成年ならではの危うさや感情の揺れを表現することを目指している。

(左から)百成瑛、グァンス

(左から)百成瑛、グァンス

作品の稽古は既に始まっており、キャストたちの雰囲気も良好だ。彼らは新しい役柄に挑むことに期待を膨らませている。また、プレッシャーや不安を感じつつも、舞台での表現力を高めるために全力で取り組む意気込みを見せている。

舞台『マイ・バケットリスト』Season9は、感動的なストーリーとキャストの熱演により、観客に深い印象を与えることが期待される。これからの稽古や公演に注目が集まる。

韓国ヒューマンバディミュージカル『マイ・バケットリスト』season9

韓国ヒューマンバディミュージカル『マイ・バケットリスト』season9