俳優の生田斗真（40）が主演を務める新作ドラマ「俺の話は長い 〜2025・春〜」が、3月30日と4月6日の2週連続で日本テレビで放送されることが決まり、撮影が始まったばかりだ。生田は、36歳の無職で実家暮らしのキャラクター、岸辺満を演じる。クランクイン初日の感想を12日までに語った。
本作は、2019年に放送された連続ドラマ「俺の話は長い」を基にしたスペシャルドラマで、5年後の未来を舞台にしている。主人公の満は、再びダメ男として家族とともにホームドラマを繰り広げる。義理の兄・秋葉光司（安田顕）、姉の妻である綾子（小池栄子）、めいの春海（清原果耶）、母の岸辺房枝（原田美枝子）など、個性豊かなキャラクターたちとの口論が見どころとなる。また、行きつけのバーの店長・駒野海星（杉野遥亮）や喫茶店の常連客・牧本求（西村まさ彦）も登場し、賑やかな展開が予想される。
撮影は3月に開始され、満が実家を出るシーンからスタートした。実家の扉を開け、母親が経営する軽食喫茶「ポラリス」を5年ぶりに通り過ぎる場面が収録された。その後、河川敷のグラウンドに移動し、草野球の審判役を演じた。初日の撮影を終えた生田は、「今日も寒風が吹き荒れていて、本当に寒い日でしたが、久々に満君を演じることができて嬉しかったです。5年が経っているとは感じませんでした」とコメントした。
ポラリスについても触れ、「場所はそのままだし、店のマスターにも久しぶりに会えました。いつもお店でコーヒーをいただくのですが、今日もその味を楽しむことができて、とても安心しました」と生田は懐かしさを漂わせた。
また、家族との撮影が始まることに関しても言及し、「小池さんや安田さんも『斗真は台本を完璧に覚えているから、プレッシャーだ』と言っているようで、それがまたプレッシャーになっています（笑）。でも、久しぶりに5人が集まるので、ワクワクしています」と期待感を表明した。
再び賑やかな家族が集まる中、満は果たしてダメ人間を脱却できるのか、視聴者の注目が集まる。
