人気タレントのヒロミ（60）が12日、都内で開催された「HiKOKI（ハイコーキ） BUILDER，S SPIRIT AWARD」の授賞式に参加しました。このイベントは、プロ用工具の製造を行う工機ホールディングスジャパンが主催し、電動工具やエア工具を使用する職人たちを表彰するものです。
特別選考員を務めたヒロミは、選考過程について「本当に難しかったですが、選ぶことができました。職人の皆さんは情熱を持って働いており、その姿を少しでも伝えられればと思っています」と述べました。吉田智彦社長は「多くの応募者の中から選ばれた方々にお礼を申し上げます。職人の魅力を少しでも広め、サポートしていきたい」とコメントしました。
スピリット賞を受賞した河合時椰氏は「これからも頑張ってシャッターを取り付けていきたい」と意気込みを語り、フロンティア賞を受賞した和船作りの小川智彦氏は「室町時代から受け継がれた技術を弟子に伝え、誇りを持って仕事をしていきたい」と話しました。
また、総合グランプリに輝いた小林大希氏は、身体に障害を抱えつつも建設現場での仕事を続けています。「建設業は汚い、大変というイメージがありますが、現在は新しい環境が整い、電動工具の進化により働きやすくなりました」と笑顔で話しました。この話に感動したヒロミは「本当に素晴らしいと思います」と称賛しました。
今回の受賞者たちは、それぞれの職人技を誇りに思い、次世代へと技術を引き継ぐ意欲を示しています。職人の魅力を広めることは、業界全体の活性化にもつながるでしょう。今後の職人たちの活躍に期待が寄せられています。
