俳優の竹野内豊（54）が12日、東京で開催された「大人の休日倶楽部」プレス発表会に出席しました。
このサービスは、東日本旅客鉄道が提供するもので、50歳以上の方々の旅行やライフスタイルを支援する会員向けのプログラムです。「大人はみんな、旅の途中。」というキャッチコピーのもと、竹野内が新たな広告キャンペーンの顔として起用されました。新CM「福島・会津」編は、今月24日から首都圏及び東北6県で放送が開始される予定です。
竹野内は、20年間にわたりこのキャンペーンで親しまれてきた女優・吉永小百合からのバトンを受け継いだ形での起用に、「背筋が伸びる思いです。特別な使命感を感じており、非常に光栄です」とその意気込みを語りました。また、「スタッフとともに旅を楽しみながら、魅力的なCMをお届けできるように努めていきたい」と意気込んでいます。
「大人」のイメージについて尋ねられた竹野内は、「子どもの頃の私が思い描いていた大人は、すべての問題を簡単に解決できる存在でしたが、実際にはそうではないと感じています」と苦笑いを浮かべました。この発言は、多くの大人が抱える共感を呼ぶもので、人生の複雑さを改めて実感させるものでした。
