俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系の日曜劇場「御上先生」の第6話が、23日に放送され、特に女優の高石あかりが演じる生徒役、千木良遥が視聴者の注目を集めた。
物語は、東京大学を卒業したエリート官僚が高校教師として新たな人生を歩み、令和の10代と共に日本の教育界の腐敗した権力に立ち向かう姿を描く。脚本は詩森ろば氏による完全オリジナルで、プロデューサーは「アンチヒーロー」や「VIVANT」などの人気作を手掛けた飯田和孝氏が担当している。
この回では、3年2組の生徒、椎葉春乃（吉柳咲良）が生理痛で保健室にいる場面から始まる。彼女の親友である千木良が心配し、椎葉のためにホッカイロを貼ってあげるシーンが描かれ、友情の深さが伝わってきた。
高石あかりは映画「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで注目を浴び、2025年度後期にはNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の主演も決まっている。今回の「御上先生」では控えめなキャラクターの千木良を演じているため、これまで目立ったシーンは少なかったが、今回の放送では彼女のセリフが増え、SNSでは「千木良がやっとしゃべった！」「ここまで待った甲斐があった」といった歓喜の声が相次いだ。
視聴者の反応からも分かるように、千木良のキャラクターが今後どのように成長していくか、そして物語がどのように展開するのか、ますます期待が高まる。教育現場における問題を描く本作は、視聴者に考えさせる要素が多く、ますます注目を浴びることになるだろう。
