24日に放送されたTBSの朝の情報番組「THE TIME,」では、元タレントの中居正広さんに関連する女性トラブルが引き金となり、フジテレビを巡る問題についての調査結果が発表された。
番組の冒頭、総合司会を務める安住紳一郎アナウンサー（51）は、「ここで2分ほどお時間をお借りします」と視聴者に告げた後、「TBSテレビは、芸能関係者との社員の会食に関する調査を行ってきましたが、先週金曜日にその結果を発表しました」と報告した。
その後、VTRと男性のナレーションで調査の詳細が伝えられた。2023年5月、フジテレビの幹部が設定した中居さんを含む会食にTBSのアナウンサーが参加していたことが確認された。また、中居さんの自宅で行われたバーベキューには、TBSの男性社員2人が出席していたという情報もあった。さらに、アナウンサーを含む社員が中居さんとの懇親会やゴルフに参加していたが、すべての行動について不適切な言動や目的は確認されなかったとされている。調査自体は継続して実施される予定だ。
この放送に対し、SNSではさまざまな反応が寄せられた。「こういう重要なことはVTRナレーションではなく、スタジオから安住さんが生で伝えるべき」「TBS社員が芸能人と食事をすること自体は問題ないのでは。ただし、犯罪がなければの話ですが」「世間の目を気にして調査を行うのは良くないと思う」「調査結果を簡単に信じていいのか？」「身内の調査に信憑性はないだろう」といった意見が飛び交った。
専門家によれば、企業の透明性を保つためには、外部の専門機関による調査が不可欠であるとのことだ。特にメディア業界においては、信頼性の確保がますます重要視されており、今後の調査結果が注目される。調査の進展に伴い、TBSやフジテレビの今後の対応がどのように変化するか、業界全体の動向が注目される。
