
アニメ「わたしの幸せな結婚」第20話の放送 / (C)顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会
TVアニメ「わたしの幸せな結婚」(毎週月曜夜10:30-11:00、TOKYO MXほかで放送。ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoにて配信)の第20話が2月17日に放送された。美世と清霞が共に初めて迎える新年、初詣で甘いひとときを過ごす二人の姿が家庭のテレビの前に幸せをもたらす中、視聴者からは新の無実を願う声が上がっている。(以下、ネタバレを含みます)
■「わたしの幸せな結婚」とは
この作品は、2019年より「富士見L文庫」(KADOKAWA)から刊行されている、顎木あくみによる同名小説を原作とし、月岡月穂がイラストを手掛けている。シリーズ累計で900万部以上を売り上げ(2023年9月時点/コミック・電子版を含む)、2023年7月から9月にかけて放送された第一期は、鮮やかな映像や感動的な音楽、実力派声優の熱演が話題を呼んだ。
物語の舞台は、日本の伝統美と西洋文化が交差する架空の明治大正時代。虐げられた少女・斎森美世(CV:上田麗奈)が、孤高のエリート軍人・久堂清霞(CV:石川界人)と出会い、お互いを信じ、愛し合いながら幸福を見つけていく政略結婚をテーマにした和風シンデレラ・ストーリーが描かれている。
■美世と清霞の“初詣の甘い瞬間”はすぐに破られる平穏
第20話は、「今年は素敵な年だった。君に出会えたから」と清霞が美世に告げ、二人の甘いキスから始まる。新年を迎え、美世は清霞と母・澄美(CV:日高のりこ)の死後初めての初詣に出かける。雪で転びそうになった美世を清霞が優しく支えるシーンが印象的で、その眼差しには愛情が溢れている。
神社でお参りを終えた二人は、清霞が「今年は、君とずっと一緒にいられるように祈る」と言い、美世と同じ願いを持っていることを伝える。視聴者からは「このカップル、本当に素敵!」「照れている清霞も可愛い!」といった声が寄せられた。
しかし、その幸せな時間もつかの間、二人は異能心教の信者たちの布教活動に遭遇。信者たちは檻に入れられた異形のカラスを展示し、美世にも異形が見えることに驚く清霞は「彼らが見せる異形は、誰にでも目視可能なものかもしれない」と推測する。信者たちは「政府は異形の存在を隠している!」と叫び、観客の前で異形を討伐する場面が展開される。
信者たちは清霞の通報を受け、駆けつけた五道(CV:下野紘)たちに連行されていくが、異能心教に関する新聞記事が出回り、政府の情報統制が揺らいでいることが示唆される。清霞は「彼らの影響力が政府にまで及んでいる可能性がある」と警戒感を強めている。
アニメ「わたしの幸せな結婚」第20話より / (C)顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会
アニメ「わたしの幸せな結婚」第20話より / (C)顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会
■新の裏切り疑惑が高まる中、視聴者の無実への願い
美世は夢の中で若き日の澄美と甘水(CV:内田夕夜)の姿を目にする。澄美が「私は君を守る刀だ」と甘水に語りかけるシーンがあり、美世はその様子を遠くから見守る。しかし、甘水が振り返り、鋭い視線を向けてくる瞬間があり、美世は驚きを隠せない。
夢見の力についてはまだ理解が深まっていない美世だが、甘水が次に何をしようとしているのかが気になるところ。清霞は美世を堯人と共に保護するため、宮城に移動する計画を立てる。
馬車での移動中、美世はかつての家族からの扱いを思い出し、少し戸惑っている様子。宮には久堂家の使用人・ゆり江(CV:桑島法子)と清霞の姉・葉月(CV:日笠陽子)が待機しており、美世は安心感を覚える。清霞は堯人の護衛に就くため、宮滞在中は新(CV:木村良平)が美世を守ることになる。
対異特殊部隊に甘水が襲撃して以来、姿を見せていなかった新が久しぶりに登場するが、どこか元気がない。清霞は五道や薫子(CV:戸松遥)と共に、陣之内が見た幻覚の真相を探るが、証言の食い違いが明らかになる。これにより、清霞は誰かが故意に情報を隠していると結論づけ、新が裏切り者である可能性が高まってきている。視聴者からは「新が心配だ」「本当に彼の無実を信じたい」といった声が多く寄せられている。
※日高のり子の高は、正確には「はしごだか」。
◆文/苫とり子
アニメ「わたしの幸せな結婚」第20話より / (C)顎木あくみ・月岡月穂/KADOKAWA/「わたしの幸せな結婚」製作委員会