
元大阪府知事であり著名な弁護士の橋下徹氏(55)が、24日に放送された情報番組「めざまし8(エイト)」に出演し、兵庫県知事選挙に関する一連の疑惑について言及しました。この問題は、斎藤元彦知事が告発された際に、関連する私的情報が「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏に提供されていたことが明らかになっています。その情報を漏えいしたのは、日本維新の会に所属する県議3名です。
この県議たちは、23日に神戸市内で行われた記者会見で、情報提供や漏えいの事実を認め謝罪しました。彼らは、県民に対して文書問題の判断材料を示すために、確認されていない情報を提供したと説明しています。この問題は、昨年の知事選期間中に発生したもので、県議たちはその責任を痛感している様子でした。
記者会見に出席したのは、文書問題調査特別委員会の元副委員長である岸口実氏、元委員の増山誠氏、そして県議の白井孝明氏の3名です。岸口氏と増山氏は、20日に百条委の委員を辞任したことを報告し、増山氏は離党届を提出したことも明かしました。増山氏は議員辞職については「有権者の声を聞いて判断したい」と述べました。
岸口氏は昨年11月1日に、斎藤氏を告発した元県民局長の私的情報を立花氏に渡す場に同席しており、その内容には故竹内英明元県議を含む「黒幕」への批判が含まれていました。岸口氏は、文書を渡したことは否定できないとしながらも、その内容が事実かどうか判断できなかったと説明しました。
また、増山氏は知事選への影響を考慮して非公開とされていた百条委の尋問音声データを漏えいし、白井氏は立花氏と計3回電話で連絡を取り合ったことを認めました。
立花氏は、斎藤氏を支持する立場で11月の知事選に立候補し、文書問題を追及する百条委員に対して批判を展開。その情報をインターネット上で公開し、拡散させました。
橋下氏は今回の問題について「増山氏や岸口氏が行ったことは、ルールを破っただけでなく、自分たちの利益のために行動したことが最大の問題だ」と指摘しました。彼は、斎藤氏を当選させることが自身の政治的利益につながると考えた彼らが、真偽不明な情報を流したことが重要だと述べました。橋下氏は、「秘密の情報をすべて報じることが許されないという風潮が広がれば、報道の自由が脅かされる」と自身の見解を示しました。