
お笑いコンビ「ロッチ」の中岡創一(47)とコカドケンタロウ(46)が、23日に放送された日本テレビ系「おしゃれクリップ」に登場し、彼らの結成の裏側について詳細に語った。コンビはこの年で結成20周年を迎え、多くのファンに支持されてきた。
コカドは、二人が吉本興業の先輩後輩であることを説明しつつ、中岡が年上であることを明かした。二人はかつてそれぞれ別のコンビで活動していたが、コカドが21歳の時に吉本を退所し、東京へと移った。一方、中岡は22歳でお笑いを引退する決断をしたことが明らかになった。
中岡は、当時の心境について「初めて彼女ができて、結婚を考えるようになった」と振り返り、自動車工場で5年間働くことに決めたと語った。結婚資金が貯まり、彼女にプロポーズをしたものの、残念ながら「結婚する気はない」と振られてしまったという。その時のショックは大きく、「自分は一体何をしていたのか」と思い悩んだそうだ。
そんな中、コカドから中岡に連絡が入り、「相方がいなくなったので、中岡に連絡してみた」とのこと。中岡はコカドの相方については知らなかったが、「彼女に振られたばかりだ」と打ち明けた。互いに心の傷を抱えていた二人は、思いつきで「沖縄に行こう」と傷心旅行を計画した。
そして、沖縄旅行が予想以上に楽しく、二人はその経験をきっかけにコンビを結成することになったと語る。このエピソードは、彼らのユーモアと深い絆を感じさせるものであり、視聴者に笑いと感動を与えた。
今回の放送では、結成秘話だけでなく、ロッチのこれまでの活動や今後の展望についても触れられ、ファンにとっては貴重な内容となった。お笑い業界の裏側や、コンビの絆がどのように深まっていったのかを知る良い機会となった。